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2006年10月 4日 (水)

原点回帰・1

 (昨日からの続き)

 話はおよそ3年前にさかのぼります。

 ぼくが、税理士事務所を開業させていただくことができたのは、2003年12月1日のことでした。

 かねてから、自分で事務所を持ちたいという夢がありました。

 しかし、そこにはまだ、「日付」が入っていなかった。

 2003年12月1日は、まさに、「夢に日付をつける」ことができた瞬間でした。

 当時のぼくは、

 「事務所を開設しさえすれば、自分自身で何もしなくても、自然にお客さんが増えていく」

 「自分で何も言わなくても、誰かがお客さんを連れてきてくれる」

 と真面目に思いこんでいました。

 開業1ヶ月目は、あいさつ回りや備品の準備などで、それなりにバタバタしてました。

 年が明けて、2004年1月。

 業務研修に数多く出席し、それなりにバタバタしてました。

 しかし、それが一通り落ち着いてきた2月。

 ようやく、「異変」に気づき始めてきました(遅すぎ!)。

 事務所内にいる時間帯、非常に静かなのです。

 電話1本さえも、鳴りません。

 それでも、「確定申告が始まったら、じきににぎやかになるだろう」

 まだそんなことを考えていました。

 そして、確定申告が始まり、3月に。

 しかし、電話1本鳴らない日が何日も続きました。

 (ちなみに、電話機が壊れていたわけでは決してありません。)

 そして、3月15日、所得税の確定申告期限となりました。

 結局、開業して初めての確定申告期、ただの1件も、関与先は増えなかったのです。

 「1年のうちで一番忙しいはずの確定申告の時期にお客さんが全然増えんかった・・・」

 ただただ、絶望感だけしかありませんでした。

 そして、開業当初からパソコンをはじめとして、備品をまとめて買い込んだ結果、開業当初あった資金は、みるみるうちに減っていました。

 「もう、このままお金が減っていく一方で、それを取り戻せないまま、終わってしまうかもしれない・・・」

 「夢に日付をつけ」て、張り切ってスタートしたはずが、開業して4ヶ月も経たないうちに、失意のどん底でした。

 そんな時に、「ある出会い」がありました。

 (つづく)

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